- 新潟市に移住する予定
- 出張や旅行などで新潟市に行く予定
- 新潟市に住み始めたばかり

新潟県の県庁所在地である新潟市は、日本海側では唯一の政令指定都市です。
僕は新潟市に来て7年経ちますが、にぎやかさと落ち着く空間がちょうどいいバランスだと感じています。
しかし、新潟市に何の前情報もなく来たため、最初から知っておけば良かったことがいくつかあります。
そこで今回は、県外移住者の僕が感じた新潟市のあるある10選をまとめました。
今後、新潟市にいらっしゃっる方にとって参考になっていただけたら幸いです。

特に新潟市の天候を頭に入れておくと安心です。
新潟市について

新潟市は、新潟県の北部に位置する市です。
新潟県の県庁所在地でもあり、2007年4月1日に日本海側では唯一の政令指定都市となりました。
新潟市の概要
面積 | 726.45k㎡ |
人口 | 778,717人 (2022年10月1日現在) |
人口密度 | 1,072人/k㎡ |
行政区 | 北区、東区、中央区、江南区、秋葉区、南区、西区、西蒲区 |
新潟市の木 | ヤナギ |
新潟市の花 | チューリップ |
新潟市の鳥 | ハクチョウ |
新潟市長 | 中原 八一 |
参考:新潟市ホームページ
県外移住者の僕が感じた新潟市のあるある10選

僕が感じた新潟市のあるある10選をまとめました。
※一部、新潟県全体で通じるあるあるも含まれています。
新潟市に来て意外だったのは、思ったよりも雪が降らないことでしょうか。
また、大都市のような喧噪さがなく、落ち着いた空間だなと感じます。
思ったより雪が降らず、積もらない?
新潟といえば「豪雪地帯」をイメージする方が多いのではないでしょうか?
冬期間のニュースで、テロップに「新潟」と表示されていることもしばしば…
でも、それは中越や上越の「山間部」の地域を指していて、新潟市だけは積もらないことがよくあります。
とくに、2019年度(2019年12月~2020年3月)は暖冬の影響もあり、最高で1cmしか積もりませんでした。
佐渡島の山が雲の進行を妨げることによって新潟市に届かないことが要因です。
これは別名「佐渡ガード」と呼ばれます。
参考:ウェザーニュース 「連日雪が続く新潟県 新潟市だけ晴れる理由は?」
雪が積もったら大変

新潟市は思ったより雪が降らないから冬もいつも通りでいい。
そう思って油断すると痛い目に遭います。
確かに思ったより雪は降りませんが、毎年2~3回、時期は1~2月に新潟市が大雪になる傾向があります。
最近では、2021年の1月に最大積雪深が53cmになりました。
参考:気象庁 各種データ・資料より

それなら他の地域も一緒じゃない?
ところが、新潟市の除雪はお世辞にもうまいとはいえません。
たとえば、大きな道しか除雪されておらず、小さな道は全く除雪されていないなど……。
大雪時の新潟市は、運転の難易度が上昇します(+_+)
(本当は、除雪していただけるだけでもありがたいです)。
- 住まいや駐車場は、なるべく大きな道の近くを選ぶ
- タイヤ交換や雪かきなどは雪が降る前にする

僕は車を駐車場から出せなかったことが
何回かあります…
2022年12月に新潟市の24時間降雪量が観測史上最大の47cmに

2022年12月19日から20日かけて新潟市では警報級の大雪が降り、新潟市の24時間降雪量が観測史上最大の47cmになりました。
最大積雪深は68cmで、12月の新潟市で積雪が50センチを超えるのは1984年以来38年ぶりです。
この大雪で交通障害が発生したことで、 宅配便や郵便物の配送に遅れが生じるなどの影響が出ました。
近年の新潟市は12月はあまり雪が降らないこともあり、驚いた方もいると思います。
今後は12月に入る前に、雪への準備をしっかりとおこなう必要があるでしょう。
参考1:気象庁 各種データ・資料より
参考2:柏崎市内の国道8号渋滞は解消せず 新潟市の24時間降雪量が“観測史上最大”の47cm
参考3:新潟県内など 宅配便や郵便物の配送に影響

配送の遅れにより、スーパーではパンなどの食料品が売り切れていました。
備蓄をしておく必要もあると感じています。
とにかく天気が変わりやすい

新潟市に住んで感じるのが、とにかく天気が変わりやすいことです。
体感では、3時間や1時間単位よりもさらに短い、30分単位で変わるのでは?と思うこともあります。
予報通りの天気にならないことも頻繁にあり、まさに気象予報士泣かせです。

急に雨が降ってきてコンビニで
傘を買わなきゃいけなくなった…
こんなこともしばしばあります。
外出時は、折りたたみ傘を持っておく
変わりやすい新潟市の天気も「備えあれば憂いなし」です。

冬の晴れは貴重
新潟市は、思ったより雪は降りませんが、晴れの日が少ない傾向があります。
データでも「冬は東京よりも日照時間が少ない」ことが分かっています。
新潟と東京で大きな違いがみられるのは冬季の降水量と日照時間です。
新潟では冬季に降水量が多く、日照時間が少なくなります。
これは冬型の気圧配置となって曇りや雨または雪の日が多いためです。
引用:新潟地方気象台
もともとあまり冬が好きではない僕にとって、新潟に来てからの冬は1つの試練みたいなもの。
ずっと曇りが続いて気分が上がらない……。
それを新潟に来て強く実感しました。

だからこそ、新潟の冬の空に時折見られる
太陽の日差しを感じるだけでも幸せになれます。
「だっけさ」って何?
新潟にもいわゆる「新潟弁」という方言があります。
その中でも、職場の人も使っていて妙に印象に残った言葉が「だっけさ」です。
- だから
- 〇〇だから
「んだっけさ、~~」という会話を聞いていて少し違和感があったのですが、これは「だからさ、~~」という意味だったんですね。
他にも新潟の方言は色々ありますので、1度調べてみるのも楽しいですよ。
買い物は「新潟駅周辺」と「イオンモール新潟南」

新潟市内で買い物をするならどこがいいのだろう?
買い物するなら、「新潟駅周辺」と「イオンモール新潟南」に行けばまず間違いないでしょう。
食料品、日用品、ファッション、家具、家電、書店、飲食店、喫茶店、医療、銀行、映画館、イベントetc…
生活に必要なものや娯楽施設は一通り揃っています。
新潟駅周辺
新潟駅の構内の駅ビル「CoCoLo新潟」や新潟駅周辺の「万代シテイ」、「ビルボードプレイス」が主な施設です。


新潟駅は現在、駅の高架化などの再開発が進められていて移動が若干不便になっています。

工事が終わり、全面開業されると新潟駅周辺はさらに魅力的な施設になるでしょう。
周辺の駐車場が有料である
イオンモール新潟南

「イオンモール新潟南」は、新潟市江南区にあります。(亀田イオンとも呼ばれています。)
新潟県内のショッピングセンターとしては最大規模の広さです。
敷地内の駐車場は、無料で利用できます。
- 週末は県外からの来客もあり、とにかく人が多い(県外ナンバーをよく見かける)。
- 新潟駅からは離れているため、車がない場合はバスを利用する必要がある
圧倒的車社会
日本海側最大の都市ともいわれている新潟市内でも車は必須です。
観光でさまざまなスポットに行く場合、バス、タクシーを使わないと時間がかかります。
そのため、新潟で観光する場合はレンタカーを利用するのが良いでしょう。

県外への交通手段が充実
地方でありながら県外への交通手段が充実していることは、新潟市のメリットの1つです。
新幹線の場合、新潟駅から東京駅までは2時間弱で行けます。
また、最近では格安航空会社(LCC)のピーチが、新潟空港~関西国際空港間の路線を開設しました。
そして、高速バスの県外の路線が多いのも特徴です。
- 東京
- 大阪・京都
- 名古屋
- 高崎・前橋
- 仙台
- 福島
- 山形
- 長野
- 富山
- 金沢

高速バスは料金も安く、ライブなどのイベントで
利用すれば節約にもなりますね。
上越地方は県外の感覚

新潟県は広く、それは都道府県別の面積ランキングで5位に入っていることからも明らかです。
参考:日本地域情報
しかも、「ただ広いのではなく、縦に長い」特徴があります。
試しに、グーグルマップで新潟駅から上越市(上越市役所)までの経路を調べると、131kmありました。
※高速道路利用

渋滞などの交通状況や高速道路を利用しない場合は、行くまでにさらに時間がかかるでしょう。
同じ県内なのに、新幹線で東京に着くほうが早いこともありえます。
魅力的なスポーツ施設「ビッグスワン」と「エコスタ」
新潟市は、地方都市としては大きく魅力的なスポーツ施設があります。
それは、「デンカビッグスワンスタジアム(ビッグスワン)」と「HARD OFF ECOスタジアム新潟(エコスタ)」の2つのスポーツ施設です。
ビッグスワン
- Jリーグのアルビレックス新潟の本拠地
- 2002年に日本で開催されたFIFAワールドカップの会場
- 陸上競技としても利用されている
- 日本インカレが開催
- 新潟シティマラソンのスタート地点

エコスタ
- プロ野球、高校野球、BCリーグで主に利用されている
- 年に数回ほど横浜DeNAベイスターズの主催試合が開催
- 『AKB48選抜総選挙』の開票イベントの会場としても利用された(2016年)



球場から見る山々の景色が本当に素晴らしいです。
新潟県スポーツ公園
- 広くて、自然豊か
- 多目的運動広場やバーベキューエリアもある
- 親子で一緒に遊ぶのにも最適

まとめ
県外移住者の僕が感じた新潟市のあるある10選をまとめました。
新潟市は地方都市なのもあり、大都市のような喧騒さはない良さがあります。
にぎやかさと落ち着く空間がちょうどいいバランスの新潟市が、僕は好きになりました。
冬は嫌ですけどね(笑)
仕事や観光などでいらっしゃっる方にとって、当記事が参考になれば幸いです。

ここまでご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m
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